い草は空気中の湿度が高い時には湿気を吸収し、湿度の低いときには放出する自然のエアコンのような働きをします。
い草は空気中にある有害な二酸化窒素(NO2)や、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを吸収する効果をもっています。
二酸化窒素(NO2)とは
大気汚染物質の代表格。自動車の排気ガスや工場などの排煙などに含まれており、酸性雨や光化学スモッグなどの原因になります。人体に対しては呼吸器系への影響があり、ぜん息の原因になります。
北九州市立大学准教授 森田洋博士による研究で、い草には大腸菌Oー157に対する抗菌作用があることが解明されました。他にもサルモネラ菌、黄色ブドウ球菌、枯草菌、腸管出血性大腸菌に対しても効果があることが解明されてます。
い草独特の香りは嗅覚を刺激し、精神を安定させる作用があります。
森田洋博士が小学生~中学生を対象に、たたみの教室と一般の教室とで学習効果の違いを実験したところ、たたみの教室で学習したほうが集中力が持続することが明らかになりました。